妄想男子

日々思うことを気ままに。

夢のために思うこと。

ずいぶん昔のこと。

その当時金城一紀さんに憧れて小説を書いたのを覚えてる。

内容はとても読めたもんじゃない。

一人の青年が事故に遭い不自由な生活の中で

書き上げる話の内容が実際に起こってしまう。

その出来事を追いかける刑事と

その話が現実になってしまい困惑した青年が

偶然の出会いから協力して真相を追いかけるというもの。

第1章を書き上げたところで力尽きてしまったわけだけど。

今考えればプロット自体は間違いなくて

しっかりと書けば面白いものになっていたのかもしれない。

結局は私の文才がないばっかりに

その話自体が頓挫してしまっているわけで。

その原稿自体が何処に行ってしまったのやら。

 

昔の私は手に職をつけるということに憧れていた。

自分一人の力で何かを成し遂げるということに純粋に憧れていた。

今となっては社会の歯車でしかないわけで

今更になって何かをおいかけようなんて思わない。

だけど夢は夢のまま私の中で生きている。

 

みなさんもそういうことない?

子供の頃に描いた夢があって

それをたまに思い出して

あの頃は若かったんだなぁなんて思うこと。

 

大人になったから諦めるなんてことはよくあるよね。

私もその一人。

本当は諦めたらいけなくて

今からでも追いかければいいじゃないって思うこともあるんだけど

結局は重い腰が痛んで持ち上がらない。

 

世の中にはその痛みに耐えて

夢を叶えて完治する人もいるね。

そんな人を見ていると

本当に素晴らしいことだなぁって思う。

私も志していた夢をそんな時に思い出す。

 

歳を重ねるにつれて

夢は形を変えて私に挑戦してくる。

でもそれは叶えられる範囲のものが多くて

決して叶わないものじゃない。

若い頃、根拠のない自信にかられて

世間からの目も気にせずに走れた頃が懐かしいな。

あのころはなんでそんな力があったのかなって今は思う。

今でもそんな力があればこの腰の痛みも少しは和らいでいたのかもしれない。

 

私の中にある夢はまだ叶えられてはいないけれど

少しずつ腰の痛みと戦って叶えられたら

それはそれで素晴らしいことなんだろうね。

みなそんは夢を叶えられていますか?

私もこれから夢を叶えるために動いていこうと思います。