妄想男子

日々思うことを気ままに。

満員電車と戦友と素敵なメンズ

満員電車って嫌だなぁって思う。

だいたいの場合、四方をおじ様に囲まれる。

しかも昨日のような雨の日なら尚更。

湿気とおじ様の汗と加齢臭が見事なまでに混ざり合って芳しい香りを放っているわけで

息詰まるし

狭いし

お外を見ても曇ってるし

何だったら雨ですし

気分最悪。

私だって好きで乗ってるわけじゃないんですよ

通勤してますからね。

仕方のないことなのです。

毎日こんな事が続くと気が滅入ってしまうよね。

 

でもね今日は違ったの!

素敵なメンズが私の目の前に!

口臭大丈夫かな。

汗臭くないかな。

目ヤニとかついてないよね。

髪乱れてないかな。

とかとか諸々心配しまくって

もう心拍数マックスで

超ドキドキ!

何か柔軟剤っぽい香りするし

背が私より高くて

私になんて目もくれず

中吊り広告を愛でておられました。

あぁその顎にかぶりついてしまいたい!

なんて見とれていたら

運良く後ろのおじ様が押してきて

その人の胸元にムギューって

もうムギューって

おじ様ナイスアシスト!

あぁヤバいもうこのままどうにかなってしまいそう。

その男の人は困るわけでもなく

逆に小さい声で

すいません。って

謝ってきてくれて

いや全然!むしろ私こそすいません!

こんな女がぶつかってしまってすいません!

色気なんてあったもんじゃないですよね。

ってか後ろのおじ様

もっとアタックしてこいやー!

いつももっと来てましたやん。

相撲部屋かってくらいに来てましたやん!

何で今日に限って遠慮してんのさ

もう気持ちは高田延彦ですよ

もっとこいやー!つってね。

ご安心ください。

電車は揺れるものなのです。

 

そんなこんなでこれこれ三回も素敵なメンズの程よく鍛えられた胸にダイブしてきました。

いやぁいい運動になりました。

もうねここまで来ると逆に吹っ切れちゃって

電車から降りて隣のおじ様とアイコンタクトとかしちゃって

今日もお疲れ様!みたいなね

もう戦友ですよ。

今日も朝日が眩しい!

ってまぁ完全なる曇天なわけですけど

 

素敵なメンズも颯爽と階段を降りていかれて

その後はそれっきり。

明日も会えるといいなぁなんて淡い期待を抱きつつ。

今日も仕事という名の戦場に向かってまいります。